【新唐人2014年3月12日付ニュース】東日本大震災から3年を迎える11日、日本各地では様々な形で、追悼式典が行なわれました。
11日、東京・千代田区の国立劇場で、政府主催の「東日本大震災3周年追悼式」が行なわれました。遺族をはじめ、政府関係者らおよそ1200人が参列しました。震災が起きた午後2時46分の時報に合わせて1分間の黙祷が捧げられました。
明仁天皇
「この大震災の記憶を決して忘れることなく、子孫に伝え、防災に対する心がけを育み、安全な国土を築くことを目指して、進んでいくことを期待しています」
安倍晋三首相
「かけがえのない多くの命が失われ、東北地方を中心に、未曾有の被害をもたらした東日本大震災の発生から3年の歳月が経ちました」
東京電力福島第1原子力発電所から8km離れた浪江町(なみえちょう)ではこの日、町内で初の追悼式が行なわれ、遺族170人が参列し、犠牲者の冥福を祈りました。
浪江町では、震災によって151人が命を失い、33人が行方不明になっています。
東京電力でもこの日、犠牲者のために黙祷が捧げられました。
3年前に日本を襲った大震災と津波によって、18000人あまりの死者と行方不明者を出しています。また、福島第1原子力発電所事故により、数十万人が避難を余儀なくされました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/03/11/atext1079093.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)